usagiが勝手にお贈りする植草克秀初演出舞台:ドラマティックレビュー「TARKIE THE STORY」のレビュー(10)usagiの雑感編
皆さん、こんにちは。usagiです。
これまで、9回に渡り、しつこく病的に行ってきたusagiの勝手にレビューですが、今回で「TARKIE THE STORY」のレビューは終わりです。
第10回の最後は、私の雑感についてまとめてみます。
その1-座席について。
会場・座席編でも載せましたが、フロアはひな段になっていました。
しかし、ひな段になるのはH列から。その手前のC ~I列については、段差なし。
私は、SS席、S席、A席でそれぞれ1回ずつ観劇しました。
SS席(13,000円)は、前方の下手寄り中央。お値段に見合った良席でした。特典も付きます♪
S席(11,000円)は、前方の上手、端の方。これは、みづらかったです。ステージ中央をみようとすると、斜め前に座るスラリとした方の頭があって、みえません。
「後ろの人がみえなくなるので、体を前に倒さないように」というようなアナウンスがあり、体を倒すことができず、結果、舞台中央で行われるパフォーマンスは、ほとんどみえませんでした。(代わりに目の前のドラムと弦楽器を堪能しましたが)
A席(8,000円)は、後方の上手寄り中央。ここが一番みやすかったです。ひな段になっているので、前の人の頭で視界が遮られることはなく、舞台の隅から隅まで楽しめました😊
同じクラスでも、どの席が当たるかは運次第なのですが、もし、1度だけの鑑賞ならA席、2度目はSS席が良いかなというのが、個人的感想です。
その2-宝塚ファンの想い。
初日の鑑賞後、私はこのようなTweetをしていました。
生演奏、生歌、ショーの中のショー。贅沢な時間を過ごせました✨
— usagi (@kirinzoh) 2022年2月10日
かなめさんの帝王感、翔さんのフランケンシュタインとのギャップ😳
他の皆さんの魅力も存分に発揮されてました✨終わりはプレゾンを彷彿…
アフタートークも面白かった😂
かっちゃん👍👍👍#TARKIETHESTORY#タアキイ#植草克秀#少年隊 pic.twitter.com/bmi8APc4Lf
私は、宝塚の知識がないのですが、初日の舞台で、かなめさんの存在感に圧倒されました。帝王みたい!
助演の翔さんは、ニッキ演出の「フランケンシュタイン」(詳細はこちら)が初見でした。
可愛いらしい女性というイメージだったのですが、今回の舞台では、可愛いらしい女の子とヒョウのように鋭い男性を演じられていて、そのギャップに驚きました。
私は、翔さんのファンのお一人が「ニッキの舞台では宝塚時代とは違った新しい面がみられ、かっちゃんの舞台では宝塚時代の懐かしいお姿がみられて嬉しかった」というような、つぶやきをしているのをみました。
ニッキとかっちゃんのお仕事で、宝塚ファンに喜んでもらえるなんて、隊ファンとして誇らしく思ます!(私は何もしてませんが(笑))
翔さんは、宝塚歌劇団を退団して1年のようです。かなめさんは、7年ぐらい経っているそうです。
宝塚で男役であったかなめさんと翔さんのファンは、きっとお二人がまた舞台で男役を演じてくれたことに、この上ない喜びを感じたことでしょう。
私は、宝塚ファンではありませんが、その気持ち、よーーーくわかります。
というのは…2020年末に、ニッキとかっちゃんが、長年所属した事務所を退所したときには、もう二度と少年隊の歌を生で聴くことはないのだろうかと、暗い気持ちになっていました。
ところが、去年10月から開催された植草克秀「SHOW&TIME2021」で、かっちゃんが、舞台上で少年隊の曲を歌って踊ってくれ、嬉しくて号泣しました。(いつかは3人で!)
ファンとして、推しの新しい挑戦は嬉しいですが、自分が熱心に応援していた頃のパフォーマンスも観れたら、最高ですよね!!!
かっちゃんが、宝塚ファンを意識したかどうかはわかりませんが、今回の舞台に「ザ・宝塚」の歌やダンスがふんだんに取り入れられていたことは明らかでしょう。
かっちゃんはまた、去年開催した公演で、少年隊の曲を聴くファンがどれだけ歓喜したのかもわかっているはずです。(かっちゃん自身も号泣してましたしね。usagiはみた。コソッ)
その3-プレゾンを感じる舞台。
私はこの舞台を観ていて、少年隊のプレゾンを思い出しました。
私は、'90年の「MASK」から2000年の「THEME PARK」まで、飛び飛びですがプレゾンを観ています。
ちゃんと覚えているかと言われると、忘れていることも多くて、胸を張って「観ました」とはいえません…
でも、「TARKIE THE STORY」を観ていて、若い頃に観たプレゾンがよみがえる場面がいくつかありました。
特に、舞台最後に演者の方々が挨拶し、一旦はけた後、主演のかなめさんが真っ白い燕尾服で登場し、歌い踊り出した時には、プレゾンのショータイムかと思いました。
かっちゃんは、マスメディアに
「今までの経験を生かした演出ができればと思ってきました。」
とコメントしてます。(詳細は報道編で)
私は、素人ながらも、「かっちゃん、これまでの経験が存分に生きてますよ!」と思っていました。
そしたら、デビュー当時から少年隊の曲作りに携わる音楽プロデューサーの鎌田俊哉さんも、鑑賞後に
振り付けの名倉先生も
照明も音響も映像も
みんなプレゾンの最強メンバー
引用元:鎌田さんのTweet
とTweetされていました。
2008年を最後に終わってしまったプレゾンの火は、まだ消えていないんですね🔥
少年隊ファンとしてこんなに嬉しいことはないです!
その4-植草先生。
(先生と呼ばないで!とFC配信でいってましたが、あえての先生呼び😊)
私は、2月16日の千穐楽の夜公演も観劇していました。
最後ということで、公演後、演者のお一人お一人が丁寧に舞台上で挨拶をされていました。
主演のかなめさんが最後に挨拶した後、「呼んじゃいますか?」とおっしゃいました。
これには、かっちゃんの登場を期待して会場から大きな拍手が起こりました。
私も、かっちゃんが現れることを期待して、懸命に手を叩きました。
そして、かなめさんが、かっちゃんがいるであろう2階席に向かって
「植草さーん」
と呼びかけました。
かっちゃんは、その場所にはおらず(いや、いたかもです)、姿を現すことはありませんでした。
私はちょっとがっかりしましたが、がっかりしたのは観客の私たちだけではなく、舞台上の演者さんたちも同じ様子でした。
私は、この時のかなめさんの
「植草さーん」
の呼び声が、すごく温かく、心地の良いものであったことを、しっかり覚えています。
そして、演者の皆さんがキラキラした目で、2階をみつめたことも✨
かっちゃんが、演者の方にどれだけ慕われているのかがわかる場面でした。
かっちゃんの登場はなかったのですが、かなめさんがかっちゃんを呼んでくれたことで、演出家、植草先生のお仕事の様子を想像することができました。
かなめさん、ありがとうございます。
出演者の方々は、公演が終わった日以降、公演中に撮影した写真をインスタグラムやTwitterにあげていました。
#TARKIETHESTORY
— 室たつき MUROTATSUKI (@MuroTatsuki) 2022年2月18日
ありがとうございます♪
真ん中に演出家!!というものにグッときてます。 pic.twitter.com/PnSb6zS6gt
真ん中にいるかっちゃん、満足気(毛)ですね。素敵な舞台、ありがとうございました。
長々と綴ってきたusagiの勝手にレビュー、いい加減に終わりにして、仕事に戻ります(^^;
今までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
そのうちにまた(^_^)/
MOVING ON!
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文責:usagi