アイドル「ヒガシ」の情熱の一夜 ~服部克久先生メモリアルコンサートに寄せて~(kao-kannaさんによる寄稿)
お久しぶりです。
このたび3回目の寄稿をさせていただきましたkao-kannaです。
(若干、準レギュラーの様相を呈してきました・・・^^;)
今回は、先月11月17日(水)に行われた「Concert for Katsuhisa Hattori サウンドメーカー服部克久の世界」に参戦してまいりましたので、そのときの模様をレポしたいと思います。
(注)この記事では、東山さんのことを愛を込めて「ヒガシ」とお呼びしますね。
まず、今回のメモリアルコンサートの概要を。
(以下、タワーレコードのHPより一部引用しています)
世界に通じる美しいサウンドにこだわり、クラシックやポップスの作編曲など、幅広いフィールドで活躍し続け、惜しまれながら昨年ご逝去された服部克久氏。
稀代のサウンドメーカーが60年間紡ぎ続けた「美しいサウンド」を、克久氏の長男である服部隆之氏率いる総勢70名のポップス・オーケストラと共に最高の演奏で、贅沢に披露されました。
さらに、2日間にわたる本公演には、克久氏と縁の深いアーティストが、思い出深い「1曲」を歌うために駆けつけました。
公演は、11月16・17日と2日間に渡って、新国立劇場で行われました。
出演者は以下のとおりです。(以下、敬称略。50音順)
〇11月17日
五木ひろし/岩崎宏美/大橋純子/サーカス/さだまさし/佐藤竹善/鈴木雅之/2VOICE
谷村新司/中尾ミエ/東山紀之/松山千春/マリーン/森山良子/八代亜紀/屋比久知奈
この出演者の名前を見ただけでも、そうそうたる顔ぶれですよね。その中に、我らが少年隊・ヒガシの名前が載っている・・・!出演が決まったニュースが流れた時は、嬉しくて興奮しました。
出演者が決定したのはちょうど二次抽選の時期で、ニュースを知って即申込みました。無事に当選メールが来た時の喜びは何物にも代えがたかったです。
ちなみにこちらのコンサート、出演者は1曲しか歌いません。それでもどうしてここまでしてチケットを取りたかったのか・・・。
それは、ジャニーズ(少年隊)のアーティスト「東山紀之」さんとして出演したからです★
余談ですが、個人的にヒガシの舞台は2004年「ロミオとジュリエット」以降、ほぼ観劇しています。
昨年の「チョコレートドーナツ」でのソロ歌唱も本当に素晴らしく、「ヒガシ、本当に歌が上手くなって・・(涙)」と誰目線(苦笑)になりつつも、泣きながら観ていました。
でも、今回は「東山紀之」さんとして歌を歌う。こんな機会、正直ここ最近全くありませんでした。(私個人のレベルとしては、2008年PLAYZONEファイナルぶり・・・)だからこそ、ナマのヒガシの歌声をその場で聴きたい。その想いが非常に強かったのです。
そして当日。
Twitter上で日頃お世話になっているヒガシファンの方々ともお会いでき、まさにテンションMAXで本番を迎えました。会場の新国立劇場(中劇場)も初めて伺う場所でしたが、普通の劇場と少し異なる構造で。
すり鉢状のような構造で、客席が舞台を包み込むような形になっていたこともあり、
後ろから2列目という場所ながらも、舞台との距離が近く感じました。
そして、音響も素晴らしかった★
舞台の構造の影響か、音がまっすぐではなく、広がりを持って立体的に聴こえてくる感じでした。オーケストラの音に包まれるような、とても心地よい気持ちになれる空間だったと思います。
東山さんの出番は4番目。
司会の安住アナウンサーと服部隆之氏によるジャニーさんとの思い出のトークを挟み、登場しました。
・・・・・・登場したとたん、息をのみました。
白のロングジャケットを翻しながら颯爽と現れた我らがヒガシ✨
ああ、まさに「アイドル」のヒガシがそこに存在しました。
最近は刑事かキャスターのスーツか、ちょんまげ姿しかお目にかかっていなかったような・・・。その記憶を吹き飛ばすかのようなキラキラした姿が本当にまぶしかったです。
会場は他のアーティストのファンの方や、クラシックなどオーケストラ好きなコアなファンの方など、ジャニーズの舞台とは異なる客層に見受けられました。
そんな中でも、ヒガシが登場すると「おおー!」と会場がどよめいたのは、いちファンとしてちょっぴり誇らしい気持ちになりました。
※ちなみにこちらの神衣装、翌日の各種ネットニュースで写真付きで紹介されたことは
とってもうれしかったです💖
あの姿が日の目をみて本当によかった・・・(涙)
ジャニーズJr.を十数名引き連れ、披露した曲は、フォーリーブスの「君にこの歌を」
ジャニーズを代表し、後輩にも歌い継がれている曲だからこその選曲と感じました。ちなみに少年隊もこちらの曲をカバーしています。音源としては、1986年にリリースされた「BACKSTAGE PASS」というアルバムです。(当時はカセットテープのみ。その後、同じくカセットテープのみの販売だった「ミュージカル プレゾン”ミステリー”抜粋」
とともに、「Duet」としてCD化されています。)残念ながらこちらのカセット・CDともに廃盤…3人の初々しく優しい歌声が心に沁みる1曲です。こちらもいつかサブスクで聴けるようになると良いなぁ☆彡
この「君にこの歌を」、改めて歌詞を読むと非常にメッセージ性を感じる歌で。
♪ 君はこの歌をいつもうたってくれ
君はこの歌をうたいつづけてくれ
君はうたいつつあるきはじめてくれ
君がうたう時 君がうたう時 僕も共に歌う ♪
他の方のツイートで、「退所し新しい道を歩き出した2人に向けてのアンサーソング」という解釈を読み、なるほど!と納得。そう考えると非常に泣けてくる歌詞ですよね・・。
また、個人的には、ヒガシのこの歌への想いの強さというものを感じていました。静かな歌い出しから、オーケストラの演奏が盛り上がるにつれ、徐々に歌声に力が増していって。力強く高らかに歌い上げるその姿は、まさに「ジャニーズ」を代表して歌っている。その覚悟や決意ををまざまざと感じたステージでした。
「少年隊」の魅力は、ダンスはもちろんですが、3人の個性際立つボーカルにも表れているなと思っています。
若い頃の艶のある歌声から、渋さが加わりさらに歌声に色気が増した 錦織一清さん
甘く切なく、今も変わらぬ美しい歌声で楽曲をひっぱる 植草克秀さん
繊細な歌声から力強さが加わり、
優しく豊かな響きが魅力的な 東山紀之さん
少年隊「ヒガシ」の久しぶりの歌声を聴きながら、改めて3人のボーカルの素晴らしさを認識しました。
そしてこれで終わらないのが、我らがヒガシです🖤🖤🖤
歌声に力が増すに連れ、少しずつ振りが出てきました。
ジャケットのポケットに片手を入れ、
少年隊でのステージでもよく見せた指をさすポーズ、
そして最後に、ひらりとターンし、マイケルポーズでビシッとキメ!!!!
まさかここまで踊ってくれるとは思ってもみなかったので、マスクから変な声が出ていなかったか心配なほど(苦笑)、興奮しました😍
アイドル「ヒガシ」が降臨した、まさに情熱の一夜を過ごせて感無量でした・・💖
なお、こちらのコンサートの模様は、なんと今週末、12月17日(金)の21時から、BS-TBSで放映されるとのこと📺
2日間のステージを振り返るものとなりますが、17日は谷村新司さんの「昴」や、中尾ミエさんの圧巻のパフォーマンスなど、他にも見ていただきたいアーティストの方がたくさんいらっしゃいます🎙
個人的には、16日の竹内まりやさん・山下達郎さんのステージが観られるのも楽しみです★
ぜひこの感動を皆さんと一緒に分かち合えたらいいなぁ😃😃😃
ああ、ヒガシ、これを機にもっと踊って歌っても良いのですよ🖤
オファーお待ちしてます!(だから誰目線・・・(苦笑))
文責:kao-kanna (@kaokanna1) | Twitter
編集:ぽんこ (@@ponko19851212) | Twitter