少年隊ファンへの道のり(ムクしゃんさんによる寄稿)
私が少年隊・中でも1番はニッキのファンになったのは、昭和62年の11月…ちょうど、「ABC」が発売された頃の事でした。と言っても私の場合、少年隊をまず好きになったのではなく、ニッキ初の連続ドラマ主演作品、「風呂上がりの夜空に」を見て松井辰吉くんを演じているニッキに「あぁ、何だか素敵な男性だな」と心が少しずつ、動き始め…気がつけば第6話からビデオ録画する程にまで、惹かれたのです。
がしかし、私はそれまではずっとデビュー曲からの堀ちえみさんファンで、「パリンコ学園NO.1」は見ていましたが男性アイドルに興味はありませんでした。
ニッキに心惹かれていくと同時に、少年隊・「ABC」の特に大サビにあるHappiness Goes On〜♪がお気に入りとなり、遂に少年隊ファンになりました。
でも、家族や周りの友達は私がそんな気持ちになった事はつゆ知らずだったので、「LADY」はダブルラジカセで録音するだけ、「SILENT DANCER」も同様で…。しかし、ニッキが「笑っていいとも」内の「テレフォンショッキング」に初めて出た時に家族にビデオ録画を頼んだりして、薄々は感じていたと思います。
さて、「ふたり」は高校合格を決めた直後で密かに「これからはレコードを買うぞ」と勉強机にメモに書き、いざ実行に移そうと思っていた矢先にジャニーズに全く興味なしの姉がレコードを買って来てくれたのです。メモを勝手に見られていた事には腹が立ちましたが、それ以上に嬉しさが勝りやっと家族に打ち明け、「ファンクラブにも入会したい」とお願いしました。家族の中で唯一、私の気持ちを理解してくれたのは母でした。母自身はそうしたくても出来なかったので、快諾してくれ…そこから少年隊ファンとして、元々買っていた月刊明星に加えDuetはじめ雑誌の購入に。それまでに発売されていた作品を買い集めたり、ビデオはレンタルで借りビデオデッキを繋ぎダビングし、ファンクラブ入会したのは昭和63年、春のひとときでした。
ちなみに余談ですが流石に自転車通学の学校進学で、SEIKOアベニューが欲しい気持ちはありましたがファンクラブ入会を認めて貰っていたのでそこは、なくなく諦めた私でした。
高校進学で今までの環境と180度変わり、学生生活は楽しい時間ではなくなりましたが、家に帰り少年隊をカセットテープでイヤホンをして歌いながら宿題をしていた時間は嫌な事も忘れられ、本当に少年隊ファンになれて幸せだと感じたものでした。
文責:ムクしゃん (@s1212kn522y5) | Twitter
編集:ぽんこ (@ponko19851212) | Twitter