少年隊ファン活動

2022年1月31日まで少年隊の音源・映像のデジタル配信を要望する署名活動を行っていました。その活動メンバーを中心に、少年隊への想い、お三方の活動記録などを綴っています。

少年隊の沼に落ちた日

Kaです。

 

少年隊ファンの皆さんそれぞれに、少年隊の思い出がおありかと思います。

 

私のFirst Memoryはベストテンなどの音楽番組で見た少年隊です。

当時小学生の私は、なんだか素敵なお兄さんが3人登場して、えらいスピードで歌って踊ってる姿を見ていました。一緒にいた母と「すごいねえ、なんで歌詞も振り付けも覚えられるんやろ?」と語り合いつつ、一緒に歌いつつ、お尻ふって踊りつつ、テレビに釘付けでした。

 

そして時はすぎ。

 

思春期は遠い過去のものとなり、甘酸っぱいと言われる青春はゴーヤ並みの苦い風味として記憶され、気がつけば成人し、なんなら成人の2倍以上の人生を歩んでる私が迎えた2020年9月20日

 

どっこいしょと座ったデスクでみたYahooニュースに

「少年隊・錦織一清&植草克秀 ジャニーズ事務所年内いっぱいで退所」

というタイトルが出てました。

 

あら少年隊懐かしい、ベストテンでよく見たよねえ、とお尻振りながらみた歌番組を懐かしく思い出し、ふと思い立って某動画サイトをチラッと眺めたのです。

 

なんじゃこれ。

 

歌めっちゃ上手いやん

すごいハーモニーやん

踊りすんごいかっこいいやん!

そして男前。(錦織氏がウインクした!ひゃー(鼻血))

 

その時、私の頭の後ろで「ドボン!」という音が聞こえました。

 

その時の私は「推し」とか「○○担」とか「沼」という表現を知りませんでした。

ですから「ドボン!」が何の音かは知る由もなく。

 

椅子から転げ落ちそうになる衝撃を受けながら「ワタシショウネンタイノウタモットキキタイ!」と思いたち、すぐにア○ゾンで検索しました。

そして悲しい事実に気づくのです。

 

CDもDVDも聴きたいやつ全部廃盤やんけ…

 

その時の悲しみ、切なさ、やりきれなさ、そしてがっかり感。 

世界3大がっかりスポットを遥かに凌駕するあのがっかり感。

 

それが私の「少年隊の沼に落ちた日」となりました。

 

 

その日から、私はファンの皆さんのブログを読み漁り、ネット記事を検索し、寝ても覚めても少年隊のことを考えるようになり。仕事の締め切りを何度も踏み倒し(少年隊調べるので忙しいから)、会議をすっぽかし(少年隊調べるので忙しいから)、四六時中Twitterを眺め(少年隊調べるので忙しいから)。

ベスト盤が出るまで待ちきれず、名盤「Prism」を買い求め、毎日毎日「誘われてEX」を聴きました。(「こっち来いよ」ってどこに行けばいいのさ?と思いながら)

 

そして友達に「ねえ、少年隊すごいの。なんか頭の後ろで「ドボン!」って音が聞こえたの」と自分の状況を伝えると、「それを『沼に落ちた』というのだ。推しは推せるうちに全力で推しなさい」と、これからの正しい生き方を伝授されました。 

 

そして今、私は友達の教えを守り、推しを推しまくる正しい生活を送っています。

推しを推しまくる生活では、この歳になって初めて経験することが山のようにありました。

 

それら「初めてのあれこれ」はまた別の機会に。