少年隊ファン活動

2022年1月31日まで少年隊の音源・映像のデジタル配信を要望する署名活動を行っていました。その活動メンバーを中心に、少年隊への想い、お三方の活動記録などを綴っています。

PLAYZONEと私(1)

はじめに

少年隊の沼にハマったのが2020年9月20日。あれから9ヶ月。

毎日、毎日少年隊の曲を聞き惚れて会議をすっぽかしたり、PLAYZONEを見て感動したり笑ったりしながら日々を過ごしている。

それは何より、少年隊の御三方がこれまで歩んでこられた軌跡、そして今尚前進される姿があるからだ。

 

兎にも角にも

少年隊、ありがとう!

 

そして署名も無事800筆を越えた。

協力してくださった皆さん、本当にありがとうございます。

 

  1. 少年隊とPLAY ZONE

少年隊の魅力は広くて深い。一度目にしたら沼に落ち、そして一旦沼に落ちたら抜け出せない。沼でウハウハする症例はTwitter上や本ブログでも散見される。

 

誰もが知っている「仮面舞踏会」(どうやらジャニーズ事務所の社歌らしい)の情熱が炸裂する踊りと歌。錦織氏の左目から繰り出されるウインクになぎ倒されたのは、私だけではあるまい。

あまりの王子様っぷりに目が釘付けになりカラオケでは老若男女問わず

「My Sweat Heart!」

と叫びたくなる「君だけに」。

こうしたシングル曲はもちろん素晴らしいが、少年隊の真骨頂はミュージカルPLAY ZONE(以下、PZ)にある(この主張に対する異論はオレは認めない)。

 

PZは少年隊デビューの翌年1986年から2008年まで毎年夏に東京・青山劇場で続いたミュージカルだ。

PZのあれこれについては多くのファンの皆さんの方が情報量をお持ちなので専門的なことは本記事では触れない(というか、オレにはその辺りのことがわからなくて語れない_| ̄|○)。

本記事では、少年隊の魅力にハマったKaがPZを通して気づいたあれこれをぐだぐだと述べる。第一回目はMysteryを取り上げる。なお、現時点では第二回目があるかどうかは不明である。

さらにわたくしKaは錦織氏を見て鼻血を流すような人物なので、見解には著しい偏りがあることを先に述べておく。

 

  1. Mysteryのミステリーな踊り

記念すべき第一作目Mystery。

わたくし Kaにとってのこの作品の見どころは、なんといっても振り付けにマイケル・ピータース(以下、P氏)を招聘して作られた、10分間もの独創的な踊りだろう。

 

MysteryのパンフレットではP氏が「少年隊と初めて会ったのは3年前」と述べているので、両者の関係は1983年頃から始まっていたのか。

DVDでは同年5月22日にP氏が来日、少年隊が笑顔で出迎えるシーンが収録されている。(ちなみに、P氏との初めてのレッスンで「かっちゃんの歯が吹っ飛んだ事件」が発生している)。

P氏はダイヤモンドアイズとこの10分間の踊りのために10日間ガンガン練習することを要求したらしい。すごいぜP氏。

この10分間の場面は三人がミステリーゾーンに迷い込んだ様子から始まる。

 

迷い込んだイリュージョン

ここはどこなんだろう?

この先に進んで大丈夫なんだろうか?

 

と、ちょっと謎と不安を漂わせる雰囲気。

そのうち舞台装置が動き出し森なんだか地下なんだかとにかく怪しい雰囲気の舞台へと変化する。そして闇の世界を支配するカラスかなんだか鳥達が蠢きだす。

踊りの途中、三人は棺桶の中へ。

 

そして再登場したら肋骨見えてるやん…。

ちょっとスリラーっぽい。

とにかく力を入れた場面だけあって、目が釘付けになる。

 

そして、群舞を舞うバックダンサーの皆さんがとにかく素敵。

くちばしのついたお面と羽を思わせるひらひらがついた衣装を身につけて一斉に踊りだすと、闇の世界の、よく見えないがため浮かび上がるざわざわ感(まっくろくろすけのようなものか)が伝わってくる。

このシーンはタイトルらしく「ミステリー」。謎な雰囲気いっぱい。

 

このシーンを見ていると、非日常な場面、観客の想像を掻き立てる場面が、歌と踊り、衣装、舞台装置含めて描かれるのがミュージカルの魅力だ、としみじみ感じる。

そして、少年隊のミュージカルを盛り上げようとした、おそらくほとんどが少年隊より年上の大人たちであろう関係者たちの本気が垣間見れる。

1980年代にこれだけの舞台を作り上げた人たち。本当にすごいと思う。

 

  1. 新婚さんいらっしゃい:ノリとカズの踊り

Mysteryでは劇中劇がある。これもファンの皆さんなら大好きな場面ではなかろうか。

NYに到着後、アルバイトで貯めたお金をギャングに巻き上げられ途方に暮れていたら、偶然出会ったよくわからない人たち(このよくわからない人たちはイエロー・サブマリン、オブラディ・オブラダ、サンデー、マンデー、フライデーという名前。なんでチューズデーやウェンズデーがいないのかは謎)に助けられてお宿と食事を提供してもらった3人。

ご飯食べて腹もくちくなった3人がお喋りしている途中にこの劇中劇が始まる。

「恋の涙はすみれ色」のさすらいの騎士に扮した錦織氏、「旦那さま」と縋るかわいいかっちゃんに酷い扱いする錦織氏(ほんとにひどい)。

お尻ぷりぷりながら錦織氏からの真剣な愛の告白を振ってしまう東山氏。

東山氏がシャワーに消えると、その後には大家さんに扮したかっちゃんと、駆け落ちしてきた夫である東山氏が新妻との馴れ初めを語る(床掃除しながら)。

そしてシャワーを終えた錦織氏が戻ってくる。

新婚さんな二人は新居の壁を白く塗るらしい。素敵!という錦織氏の言葉と同時に始まる「裸足の二人(東山氏ソロ曲)」。

この新婚さんの二人、夫の方が恥じらいながら(というより新妻・錦織氏の芸達者ぶりを見て笑いを堪えきれないでいる)、新妻は全力で演者と観客の笑いをとりながら踊り歌う。とにかく可愛らしくて涎が出そうになる。

そして、このシーンの錦織氏はとにかく芸が細かい。あれはお姉さんが髪の毛を拭くのを見てたのか、当時の彼女が…(以下自粛)。

この細かい芸は、ファンには今尚語り継がれている(と思う、多分)。

 

はい。ここまで書いて2000字以上となりました。

もっと伝えたいことがあるのですが、誰がこんな長文読むねん…と思いますので、今回はここまでにします。

(実は全部で5000字ぐらい書いた。まだ書ける…やばい)

 

そしてこの素晴らしいミュージカル、記念すべき第一作を、たくさんの人に見てもらいたい。そして感想とか、感動とか、色々語り合いたい。舞台好きの友人Aにも見てもらいたい。

どうかどうか、これデジタル配信してください。ぷりーず。

 

文責:Ka